網戸用ネットの色には、黒、グレー、銀黒など様々あり、お好みや窓の景色の見え方、目隠し効果などでお選びいただけます。
主流は黒ですが、現在販売されている網戸の色には、主に以下のものがあります。
- 黒
ネットの色が目立たず、まるでネットが無いかのように室内外からの景色がいずれもすっきりした見た目になります。外の景色は自然にみえ、窓の外からはも違和感なく窓辺がきれいに見える効果もあります。室内が暗くなるという印象をお持ちの方もいらっしゃいますが、実際には計測器での測定でも数%程度の違いしかなく、日常のご利用レベルでは全く変わりません。 - グレー
窓のサッシが木製からアルミに変わった時代に主に使用されていた色です。グレーのネット越しでは室内からはどうしても外の景色(特に色合い)が不自然な見え方になってしまう欠点がありました。ただし、レースのカーテンと同様に日中で外が明るい状況では室内がやや見えにくいという利点もあります。 - 銀黒(表が銀、室内が黒)
ブラックのネットはきれいに見える一方で「外からみた室内も比較的見えやすい」という欠点を補うため、特殊加工によりネットの片面にステンレスを付着させたタイプです。日中で外部が明るい場合、ネットの金属面で光を乱反射することでグレーより更に室内が見えにくくなる効果が期待できます。ただし、この目隠し効果は室外が明るく室内が暗い場合に限定されますので、効果は夜間や薄暗い天候、場所など条件によっては効果を得られない場合があります。金属面はメッキのように劣化で剥がれる事は殆どありませんが、洗浄などで強くこすり続けると少しずつ薄くなる可能性があります。 - デザインがあるもの
縦横の格子模様、またはキャラクターなどのデザインが施されたネットがあります。模様はネットの裏表両面から見ることができ、お好みでお選び頂きます。建物やお部屋の雰囲気作りに効果的です。 - 金網(主にシルバー系)
アルミとステンレス素材の金網でも網戸用ネットが販売されています。国内で主に販売されているものはいずれも金属の地金の色でそのままご利用いただくタイプです(海外や一部ではブラックやブラウンのネットが存在します)。 - 過去に存在した色
1960年頃から、歴史的には緑色(淡緑・またはターコイズ)が存在し、またブルーは2000年頃まで販売されていました。夏場に涼を呼ぶ、という目的で着色された色でしたが、現在新規でのご利用はほぼありません。白とホワイトグレーも過去にはラインアップにありましたが現在ではほぼ使用されません。